だれのため?なんのため?
- miki kudo
- 2022年12月14日
- 読了時間: 3分
いつのころからか4年生で1/2成人式をすることがとてもよいこと、素晴らしいことのように取り上げられるようになりました。私が採用になった30年前にはなかったことです。この実施の是非ではなく、教員として、保護者としての経験からの私見を記録しておきたいと思います。
ウィキペディアによると
2分の1成人式(にぶんのいちせいじんしき)は、成人の2分の1の年齢である10歳(プレティーン)を迎えたことを記念して行われる行事・儀式[1]。学校や地域で行われ、近年では写真館での記念撮影も盛んになってきている[要出典]。
学校で行われる場合には、小学校中学年の4年生を参加者として、子供から親への感謝の手紙の発表[2]、校長や保護者代表による祝いの言葉[3]、「2分の1成人証書」の授与[3]、合唱[3]等が行われる。開催時期は多くの場合1-2月[4]、3学期[2]。
詳細はサイトをご覧ください
こう見ると、最初に始まったときの意味合いと今は変わってきているところも感じます。
保護者として参加した時。次女の時は母子家庭になっていたので、手紙を書くことにとても抵抗を感じたと後々話していました。
「お父さん、お母さんに手紙を書きましょう。」お父さんに感謝していないわけでもないけど、お母さんしか読まない手紙に「お父さん」と書くことに違和感を感じたし、なんでこのタイミングで授業で書くのかわからない。そもそも手紙を書かされることがへん。
と。親としてこの娘の感覚はとても納得でした。保護者参観日に合わせて行うことが多いわけですが、手紙を渡す時間に保護者がいない子どもたちの表情と、涙して読んでいる保護者の表情のはざまでもやもや。
親の感動のためにする学校行事、授業として必要なのか。そんな疑問もあり、最後に4年生を担任した時は実施しませんでした。その前は学年行事として保護者が子どもの成長をお祝いする形で実施しました。
実施しなかった年。学年末に一年間の成長を振り返り、10歳を節目ととらえ「今自分が感じていること」をテーマに手紙を書く授業を行いました。保護者の反応で色々考えるところがありました。
〇こんなにいろいろ考えていたことに驚いた。でも親が毎朝「大丈夫。いつも見守っているから」と思って送り出していた気持ちが伝わっていたことを知りうれしくなった。
〇手紙より1/2成人式してほしかった。もっとお礼言ってもらわないと。こんなにして挙げてるのに・・・
1/2成人式は誰のためなのでしょう。
美談
感動的な話
として残す前に、本当にこの行事にむけて学習することは何なのか
この行事のために苦しい思いをしている子がいないか。コロナ禍の影響で一度取りやめた行事が様々復活している今。
何のために
誰のために
フルイドスクールでの学びでも忘れずに行きたい視点です。

Comentários