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執筆者の写真miki kudo

めざせ!ファシリテーター!!ホワイトボード・ミーティング®でふりかえり

学期や、大きな行事の後の振り返りは「定例進捗会議」のフレームを活用します。「運動会で頑張ったことというと?」と聞くと子どもたちはどんどん話し始めます。例えば?もう少し詳しくといったオープンクエスチョンが子どもの思考を深めていきます。最初は教師の真似をして相づちをうっていた児童が、あるとき「それでそれで?」と話に入ってきました。「それでね・・・。」と子供同士で会話が続いていきます。ファシリテーターの教師は話している言葉を書き留めます。そんな光景が見られるように・・・。ついに2学期の最後には「先生、私書きたい。」とマーカーをもって2年生の子がボードの前に立ちました。教師のあとを復唱しながら聞いて書くことにチャレンジ。「花マルポイントは?」「これからどうしたい?」この段階には、もう立派なファシリテーターです。

 もちろん、その時の気分で話すことすら嫌だという時もあります。そんなときは聞いているだけを選択することもありです。いつの間にか話に加わってきますから。

(明治図書:特別支援教育の実践情報 2021・6・7号掲載内容 一部抜粋)


自分の話をフルオープンで聞いてもらえることは子供たちに大きな安心感を与えます。それを書いてもらうと、終わってから一生懸命読んでいます。読めないひらがなも、聞きながら読んでいるうちに自然と覚えていきます。

花マルポイントや、友達からの一言は特に何度も読み返していて、指で文字が消えることも度々あります。それだけうれしいんですよね。


それを見ながら紙に書いていきます。文字が書けない子も見ながら書けるのでどんどん書き進みます。これは特別支援の子に限らず作文や文章を書くことが苦手なお子さんにもとても効果的です。ペアでお互いに聞いて書くができるようになれば、感想や振り返りの前にペアで活動を入れる。それだけで文章の量が増えます。そしてエピソードが入っているのでとても動画モードでその様子が浮かんでくる文章になります。








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