まずは「名詞(ものの名前)」「動詞(うごきを表す言葉)」「形容詞など(様子を表す言葉)」に分ける活動。
書いてある葉っぱを分け、さらに言葉を足していきます。「動きを表す言葉」という区分がわかると自分たちで動作を入れながらお互いに言葉クイズが始まります。これまでは言葉集めの観点が文字数だけだったのが、品詞でわけるという広がりができます。
その後、「と」「は」「が」「へ」「に」「を」を書いたさいころを使い、文つくりをします。
①葉っぱを選んできてホワイトボードに貼る。
② さいころを振る。
③でてきた文字をくっつけて文にする。
例 葉っぱの言葉「ばなな」 さいころの文字 「を」
→ばななをたべる たべるがつけ足された言葉
回数を重ねると、適切に言葉を当てはめていくことができるようになりました。
例えば、「へ」は場所に関するものとか 学校「へ」いく
「と」は並列など 例 にんじん「と」じゃがいも
「ごりらへいくは変だ。」でも「ごりらへあいさつにいく。」これならできるという感じに、ほかの言葉を入れ、文として構成することができるようになっていきました。
また、にんじんとじゃがいも。でもこれだけでは文として成立していないことも理解していきます。「にんじんとじゃがいもでカレーをつくる」
「と」「は」「が」「へ」「の」「を」などをくっつきのことばとして意識し、くっつきの言葉をたくさん使えば長い分が作れることがわかると、たくさんつないだスペシャル文が完成していきます。
一冊の絵本をもとに、単元をつくる。言葉遊びの感覚で文字、言葉、文の流れで学習を組み立てていきました。
葉っぱを作る時間が取れなければ、画用紙を葉っぱの形に切って手渡すこともできます。言葉の学習の一つのアイデアとしてまとめてみました。
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