あいうえおの き
ちからを あわせた もじたちの はなし
レオ・レオーニ 作
谷川俊太郎 訳
好学社 出版社
2019年 損保ジャパン日本興亜損保美術館にて行われた「みんなのレオ・レオーニ展」原画やオブジェなどたくさんの展示物のなかで、「あいうえおの き」をテーマにした展示物があった。切り株のようなものの上にたくさんの文字が書いてある葉っぱが置かれ、動いている。くっついたり、はなれたり。言葉になるものもあれば、意味のないつながりのものも。その様子をみてひらめいた。教材化しようと。
特別支援の知的学級担任として、ひらがな、言葉の習得をいかに進めていくかは課題だった。さいころを使った学習なども行ってきた。通常の1年生で学習するプリントに向かえるこはそれなりに「書く」経験をすることはできるが、定着となるとむずかしい。
ひらがなの文字⇒言葉⇒文。
約2年にわたる単元「あいうえお のき」のスタートでした。図工、算数、国語を横断的に構成。特別支援学級だからできたことかもしれませんが、通常学級のなかでも活用できるポイントは含まれていると思います。
タイトルの下の「ちからを あわせた もじたちの はなし」
どうして離れているの?と聞いたA君。学習のスタートです。
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