合同会社ヴォーチェ代表の佐藤奈々子さんと出会ったのは今から約10年前。立ち上げて間もないころで、私は特別支援学校の教員時代でした。その後はFacebookでつながりご活躍うの様子を応援していました。小学校の支援学級担任になった時、バンビーナ松原を訪ねたのがすでに5年前になりました。
今回、赤塚製氷の赤塚会長のご配慮で、奈々子さんの天童ロータリークラブの例会での講演を拝聴する機会を頂戴しました。
医療的ケアが必要なお子さん、障害を持って生まれたお子さんのご家族。支援学校時代、保護者の方の苦しさや大変さに触れるたび、無力感を感じたことを思い出しました。でも、常に前向きにお子さんの笑顔に寄り添いながらの姿にたくさんのことを学びました。
途中の動画には当時かかわったお子さんの姿もあり目がウルル・・・。どのお子さんも保護者の方もとてもいい笑顔をしているのです。いい表情をカメラに収められるのはそこに愛が.あるから。
講演の最後に「医療的ケアの必要なお子さんの中には短い生涯を送るお子様もいます。だからこそ生きているうちに笑顔で安心して、そして保護者の皆様も笑顔でいれる居場所を作りたい。」とおっしゃっていました。奈々子さんのパワーは命への愛から来ているのだと。
ホームページのごあいさつにもその思いはあふれています。そして「自立」への思い。私は「自立」は依存先を増やすことと思っています。(さとこ女性クリニック医院長の言葉)地域で支え合いながら生きていくことができるということと同じ。そして障害の有無に限らず、だれにでも必要なこと。
インクルーシブの場。
山形市のコパルにも奈々子さんがかかわっています。
「幸せな子供時代」
どの子にもその居場所があることを目指して。そこを取り巻く地域が笑顔であるように。
奈々子さんとのご縁に改めて感謝です。
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