学校にいかない選択肢を支える ④
- miki kudo
- 2022年7月23日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年7月23日
free school terraでどのような学びを目指しているか
の前に、私自身の経験を少し書きたいと思います。
私も小学校4年生と6年生のとき数日ずつですが学校にいかない時期がありました。
そんなのは不登校に入らない!
とおじゃる方もいるかもしれません。
4年生のときは完全に母親を困らせたい、かまってほしい。が原因。
そして6年生のときは友人関係でした。
ほんとに些細なことからいわゆる仲間はずれにされて、登校して、表向きは改善したように見えても卒業するまで心にしこりを残していました。
そして、長女が中学生になったとき、親としてその立場を受け止めることになりました。中1の秋。突然学校に行きたくないと。そのころ私は支援学校勤務2年目でまだまだなれない日々。とにかく
学校に行ってもらわないと
わざわざ学費はらってるのに
家でごろごろして不登校になったら。。。
などなど。そして、とにかく顔だけでも出してこい!と叩き起こしました。そして出勤。当時は朝七時頃家をでていました。
そうするとたいてい昼過ぎに
3.4時間目だけ保健室行ってきた
とか
腹痛ひどいのでお迎えに。。。
との連絡がはいるのです。
当時の担任の先生は、ゆっくり見守りましょうと、仰ってくださったのにできなかったんですよね。
大きく変わったのは駅伝大会の選手になったことでした。まだまだ不安定ながら少しずつ学校にいる時間が長くなり、「なかよし!」まではいかないけど、うまく距離を取りながらクラスメイトとも付き合えるように。
今だったらどう接しただろう。。幸い彼女は、あのときの厳しさ(笑)があったからいまがある。わたしにはあれが良かった。
と行ってくれてますが、間違いなく同じ対応はしません。
そんな反省も踏まえ、次女が中学の時、
今日だけ休ませて
の声に、今日だけを、確認し私も休みを取りました。そしてドライブ。近辺では目立つので仙台まで足を伸ばしました。車の中で学校であっもやもやをぽつりぽつりと。一通り話したら、
ママありがとね。
涙がでてきました。そのときは翌日も休むことを想定していましたから。ホッとする気持ちと長女のときなぜそれをしてあげられなかったのか。。
学校に行きたくない
この言葉を親としてうけとめるとき、仕事のこと、経済的なこと、社会的なこと、様々な葛藤がおこります。仕事よっては、給料が入らなくなるわけですから。
そんなとき、親も子も
ちょっと頼れる人、相談できる人がいることがとても心強くなります。
free school terraはそんな場所でありたいと思うのです。
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