子どもの力を信じる
- miki kudo
- 2022年9月3日
- 読了時間: 3分
9月になりましたね。ふと見上げる空はすっかり秋の空。日中の日差しは強くてもどこか空気がひんやり感じることもあります。学校は、全国的に夏休みが終了。山形はお盆が明けしばらくすると始まるので、子どものころからサザエさんの世界がうらやましかった記憶があります。
さて
先日ある親子の相談会を行いました。夏休み中に保護者の方からお話をいただき、一緒に話をする時間をとりました。
忘れ物に関すること、クラスの男の子とのトラブルのこと、係のチェックのことなどなどたくさんのことを話してくれました。
忘れ物のチェックや宿題に関しては担任の先生の思いや学級経営、学習指導の方針があるので、そのこと自体を話題にすることはしませんが、子どもはほんとうに一生懸命やっているなあ。と。「先生にほめられる。」「先生に名前をよんでもらう」という承認がいかに大事か。(ほめるという言葉には誤解も含まれますが、認めるという意味合い。)もちろん、それがゴールになってはいけないわけですが、「認めてもらう」「承認してもらう」ことは心の安定につながります。
そんなことを感じながらホワイトボードに話を書いていきました。よいこと、困っていることを親子それぞれだしてもらい、最後は困っていることをよいことに変える大作戦!!
3つのことを自分で決めます。忘れ物をなくすためにお母さんがいつまでも点検するのでなく、自分でできるようになるための方法を親子で相談している姿はとても微笑ましく、お母さんも子どものアイデアを受け止め、一緒に頑張ろうとしているのです。
「わが子がこんなに悩んでいたり、でも自分の言葉でいえていることにびっくり。うれしくもありました。まずは1か月。ゆったりと二人で楽しみながらチャレンジしてみます」
と感想をいただきました。
大人はつい
こうした方がいい
こうすればうまくいく
こうしないと先生(親)におこられる
という判断で子どもに先回りしてアドバイスをしてしまが、子どもも自分の思いを持っています。どんなところに困っているのか、
一緒に考えていくことで次の一歩を自分で決めていく力があります。
もちろん、完璧にすべて進むわけではありません。決めてもできないこともあります。その時、どうするかを考えていく。そのプロセスを一緒に歩む。親として手放すことが出てきます。
そういった成功体験を積み重ねること。応援していきます。
親子で一緒にホワイボードに向かって、困りごとを解決するお手伝いをします。
子どもは無限の可能性を持ったスーパーヒーロー!!ですね。

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